保坂区長の謝罪すらも台無しにした世田谷区職員の二枚舌対応
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2011年から世田谷区長を務め、コロナ禍以降は積極的なPCR検査拡充政策で知名度と存在感を高めた保坂展人 区長。
しかし、2022年10月、保坂区長自身がフリーランス記者出身でありながら区長記者会見からフリーランス記者を不当に排除し、悪い意味で注目を集めています。
*これまでの経緯は配信済みの下記ニュースレター2本を参照ください
▼10月の会見の排除、11月の会見の参加交渉を通した二枚舌対応について
▼11月の会見の開催案内の異常性について
「フリー記者を排除するつもりはない」と口では言いつつ、実際は組織的な排除を2ヶ月間にわたって続ける世田谷区。11月21日の区長記者会見にはようやく筆者も参加でき、この問題について保坂区長の認識を問い質すことができました。
会見終盤、約21分間の一般質疑(区による発表項目以外の質問)の360度カメラによるノーカット映像は下記Youtubeで視聴できます。
<映像の主な内容>
0分37秒〜6分54秒:筆者が「フリー記者の会見排除」「質問 事前提出の要求」等を質問
8分47秒〜11分51秒:フリー於保清見氏が「区史編纂事業の著作権侵害、ハラスメント」を質問
11分52秒〜20分10秒:フリー寺澤有氏が「フリー記者の会見排除」「区長の職務放棄」等を質問
保坂区長は前回会見でのフリー記者排除について問われると、事前に用意した謝罪文の原稿を読み上げた後に頭を下げて謝罪。しかし、筆者が独自に調査した内容を踏まえると、この問題を本気で改善する意思があるのか疑わしい(もしくは、区長の意思を職員に徹底できていない)と言えます。想像以上に大事になったため、とにかく平謝りする方針を採っただけのようにも見えます。
また、保坂区長は国政にも物申して存在感を示してきた人物ですが、本来業務の区政を疎かにし、職員に依存している実態も浮かび上がってきました。
このように判断した根拠について、ポイント5点に絞って質疑を抜粋しながら詳しく説明していきます。
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