【独自】フロンターレ新スタジアムに便乗した等々力緑地の商業施設乱立と自然破壊(3)スーパー銭湯 建設要望は事業者と川崎市の自作自演
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この記事を書いた理由
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等々力緑地再編整備は川崎フロンターレ新スタジアムを始めメリットばかりが強調されているが、計画には基本方針に反する商業施設乱立や自然破壊も含まれる。つまり、どさくさに紛れて事業者が自らの利益のために市民の憩いの場を破壊しようとしている
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事業者は不都合な実態を巧妙に隠すことで水面下で計画を既成事実化しており、全国で相次ぐ乱開発の悪しき前例となった神宮外苑と通底している
この記事で理解できること
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緑地に明らかに不似合いなスーパー銭湯の建設が「近隣住民からの要望」という事業者説明は事実なのか
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スーパー銭湯の建設を望んだのは本当は誰だったのか
4月から継続的にお伝えしてきた通り、等々力緑地再編整備には神宮外苑再開発を彷彿とさせる不審点や矛盾が多々ありました。
*全体像は第1報(4月9日配信)、オープンハウス型説明会の質疑は第2報(4月17日配信)参照
そこで、自ら現地参加したオープンハウス型説明会(4月11日)で浮き彫りになった不審点の実態を解明すべく、筆者は翌12日から断続的に全9件を開示請求。60日の延長期限を挟んだものの、6月中旬までに計978枚の文書開示が決定。開示文書を一通り精査したところ、重要な意思決定過程や福田紀彦市長の直接的関与については残念ながら黒塗りが多かったものの、不審点の一部は明らかになり一定の収穫がありました。
今回のニュースレターでは、その一部を取り急ぎ公表します。具体的には、乱立する商業施設18棟の中でも市民からの批判が特に集中するスーパー銭湯について。

スーパー銭湯 建設予定地の「子供の遊び場」(撮影:犬飼淳) *2025年4月上旬時点 *川崎フロンターレのホームスタジアムの目の前という好立地のためチームに因んだ遊具が多く、市民からは「フロンターレ公園」と呼ばれて親しまれている
オープンハウス型説明会で筆者がスーパー銭湯の建設理由を問い詰めたところ、事業者は「近隣住民から要望があった」と説明。しかし、事業者と川崎市による自作自演と表現せざるを得ない実態が開示文書によって次々と明らかになりました。
本編の目次
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オープンハウス型説明会での奇妙な事業者説明
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開示文書が明らかにした「近隣住民からの建設要望」の真偽
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本当にスーパー銭湯の建設を要望したのは誰か
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