【現場リポート】ESAT-J実施状況調査の報告記者会見

都立高校入試への活用で問題が続出する英語スピーキングテスト「ESAT-J」。試験から僅か8日後(12月5日)、試験に反対してきた各団体は実施状況の調査結果を記者会見で報告。現地参加した筆者がリポートします。
犬飼淳 2022.12.06
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この記事を書いた理由

  • 英語スピーキングテスト(ESAT-J)の都立高校入試活用によって、入試の「公平性」が破壊されつつある

  • このまま東京都での実績が既成事実化すればベネッセが他県に横展開することは必至であり、日本全国の高校受験生・保護者・教育関係者が多大な不利益を被る

この記事で理解できること

  • 英語スピーキングテストは入試の水準を全く満たしていないことを示す具体的な証言が、受験生を中心に500件以上も集まっていること

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2022年11月27日に東京都の公立中学校3年生を対象に強行実施された英語スピーキングテスト「ESAT-J」入試としての「公平性」を破壊するうえ、公共事業としての「透明性」も無いことはこちらのニュースレターでもお伝えしました。

12月5日、以前からESAT-Jの高校入試活用に反対してきた各団体は実施状況の調査結果について都庁記者クラブで記者会見を開催。試験から会見まで僅か8日という短期間であったにもかかわらず、のべ数百件を超える当事者(生徒、保護者、試験監督、教師 等)の声を踏まえて、ESAT-Jの問題点を具体的に指摘しました。

今回のニュースレターでは同会見に現地参加した筆者が当日の内容をリポートします。

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