ニュースレター収益安定化のポイント
このニュースレターはフリー記者の犬飼が「大手メディアが報じない読み応えのある検証記事」を月に4本以上(目安)配信します。皆さんの生活に影響する政策や報道の複雑な問題点を、視覚的に理解できるように工夫したスライドを中心に解説しています。
サポートメンバー登録によって運営されており、利害関係に縛られず取材・検証を日々行っており、総理大臣記者会見にも出席しております。サポートメンバー登録(月額600円〜、いつでも解約可)いただくと、以下の特典を得られます。
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100本超の有料記事を過去配信も含めて全て購読できる
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今後扱ってほしいテーマをスレッドで要望できる
サポートメンバーのおかげで私は継続しての運営が可能になり、より多くの報じられることのない事実を検証することができます。応援いただける方はぜひご登録をお願いいたします。
*ニュースレターの重点テーマ、特に反響が大きかった過去のコンテンツは「概要」を参照ください
この記事を書いた理由
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いわゆる報道分野のニュースレターの場合、「公共性・緊急性が高い内容は1人でも多くの方に読んで頂きたい」という思いと「自らの収支を安定させるためにサポートメンバーの特典を充実させる必要がある」という経済的事情によるジレンマが常に付きまとう。そもそも金融・医療・美容などの分野と異なり、ニュースレターの費用対効果を定量的に示すことも難しい
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こうした背景が、ニュースレターに限らず独立メディアやフリーランス記者の活動継続を難しくしている
この記事で理解できること
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筆者のニュースレター運営でターニングポイントとなった主な記事3本
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それらの記事が以降の運営に与えた影響
2021年5月に開始した本ニュースレターは今月で4周年を迎えました。この間、おかげさまで大半の期間は右肩上がりの成長を続け、サポートメンバー(=有料購読者)の月額料金で安定した収入を得られるようになりました。
ちなみに、利用するプラットフォーム「theLetter」も同様に右肩上がりの成長を続け、最近は大企業や著名人の参入が相次いでいるようです。
このように強力な書き手(≒競合)が次々と増えて実に1000者を超えた現在も、ありがたいことに本ニュースレターは以下の通りtheLetter「人気」カテゴリの上位5位としての掲載を維持し続けています。改めて御礼を申し上げます。

theLetterトップページ スマホ表示画面(2025年5月22日時点)
筆者が身を置く市場環境を改めて説明すると、「意義のある報道にお金を払う文化が根付いていない日本ではフリーランス記者や独立メディアは食えない」と一般的に言われており、実際にそうした市場環境であると筆者も感じています。現に、財政的に厳しくなったことで報道の質・量が明らかに低下したり、利害関係者と癒着せざるを得ず肝心の論調がおかしくなったり、テレビや講演会ではよく見かけるけど肝心の記事は今はほぼ書いていないというケースは多々見受けられます。
こうした大変厳しい市場環境の中、手前味噌ながら筆者は「権力者と癒着せず、大手メディアとの取引に依存することもなく、本業で食えているフリーランス記者」というロールモデルの確立に近付いている実感があります。現に、最近は収益化やニュースレター運営について同業者から個別に相談を受ける機会も増えてきました。そこで、この機会に面識が無い方に対しても4年間で培った知見を僭越ながら共有させて頂きます。
本編の目次
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一気に1000人超が登録して最初の足掛かりとなった1本
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読者別公開方針を確立させた1本
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僅か数日で有料購読者を100人以上増加させた1本
提携媒体
コラボ実績
提携媒体・コラボ実績
