【独自】会員数水増しを声明で否定しながら実際は省庁で繰り返したフリーランス協会
*公平性の観点で平田麻莉代表への対面取材を申し込みましたが、前回同様に今回も応じて頂けなかったため、他の方法で積み重ねた証拠に基づいて公開に踏み切りました。
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この記事を書いた理由
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フリーランス協会はあたかも「フリーランスの代表」かのように振る舞いながら、「多くのフリーランスはインボイスに反対していない」「フリーランス協会はインボイス支持」などインボイス導入を後押しするメッセージを政策決定の場に届け続けている
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同協会はフリーランス新法をめぐっても、労働者の権利保護をむしろ後退させかねない欠陥は完全スルーする一方、メリットを強調する情報発信を繰り返してきた
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同協会は「フリーランスの代表」を騙りつつ、実際は守るべき会員(=フリーランス)に不利益を与えている恐れがある
この記事で理解できること
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同協会が「フリーランスの代表」と印象付ける根拠として利用した「会員総数」をめぐって、省庁会議を始めとする公の場でどのように説明していたのか
インボイスやフリーランス新法で浮き彫りになった「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」(以降、フリーランス協会」もしくは「同協会」)の体質については、過去2度にわたって詳しくお伝えしてきました。
特に今年2月27日の第1報には大きな反響があり、わずか3日後(3月2日)にフリーランス協会は平田麻莉代表が声明を発表し、自らの言い分を述べました。この声明は筆者の第1報と章立てがほぼ一致しているため、筆者の第1報に対する反論だったと見られますが、首を傾げる記載が多々ありました。
そこで「自らの調査」や「関係者からの情報提供」をもとに内容を精査したところ、明らかな虚偽が複数含まれると判明。具体的には、問題の声明を書いた平田麻莉代表本人が、声明に反する言動を行なっていた証拠が、極めて証拠能力の高い形(行政文書、映像等)で複数残っていたのです。
同協会をめぐっては問題や虚偽が多すぎて指摘が追い付かない状況が続いていますが、今回のニュースレターではまずは「会員数の水増し」に焦点を当てて実態を指摘します。
本編の目次
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恣意的な会員規模算出のカラクリ
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協会代表による声明の主張内容
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虚偽説明の証拠1 行政文書
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虚偽説明の証拠2 行政文書
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虚偽説明の証拠3 映像
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浮き彫りになった声明との矛盾
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協会の認識
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参考:フリーランス新法をめぐる違和感
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