記者と読者の「誤解」を利用し、自らを「誇張」するフリーランス協会の手口
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この記事を書いた理由
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フリーランス協会は「多くのフリーランスはインボイスに反対していない」「フリーランス協会はインボイス支持」などインボイス導入を後押しするメッセージを政策決定の場に届け続けながら、あくまでも「相手が誤解している」というスタンスをとっている
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メディア対応においても、相手が都合よく誤解するように仕向けて利用する同協会の体質は顕著に現れている
この記事で理解できること
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フリーランス協会がメディア対応で都合よく相手の「誤解」を招き、自らを「誇張」してきた事例3件の詳細
2月27日に配信したフリーランス協会の実態についてのニュースレターには大きな反響がありました。
juninukai.theletter.jp/posts/e8f68be0… #theletter 【独自】データを捻じ曲げ、インボイス反対の声をかき消すフリーランス協会の正体 「フリーランスの代表」かのように振る舞いながら、実際は大半のフリーランス当事者とかけ離れた声を政治に届けていたフリーラン juninukai.theletter.jp
さらに、3日後(3月2日)に同協会が平田麻莉代表の名前で発表した声明によって、皮肉なことに筆者が指摘してきた協会の体質は改めて浮き彫りになったように思います。この声明の目次構成は筆者の上記ニュースレターの内容に沿っているため、両者を見比べて頂くと協会の姿勢がよく理解できるはずです。
その後もフリーランス協会の実態について筆者のもとには様々な情報提供が寄せられています。問題が多過ぎて指摘が追い付かない状況ですが、今回のニュースレターでは同協会のメディア対応に焦点を当てます。
具体的には、相手(記者や読者)が都合よく「誤解」するように巧妙に仕向けて、自らを「誇張」するフリーランス協会の手口を3件の事例で具体的にお伝えします。
*公共性を鑑みて公開120時間後(4月7日11時頃)から無料読者にも全文を公開しました。メールアドレスを登録すれば無料で全て読めるので、お気軽にご登録ください。
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- 事例1:「フリーランスを代表しているわけではない」と主張しつつ、「フリーランスを代表する」という報道は放置
- 事例2:相談対応はしていないのに、活動内容に相談対応を含めた誇張報道を訂正せずに拡散
- 事例3:「会員総数8万人」という虚偽報道を訂正せずに拡散
- まとめ(この記事で理解できたこと)
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