【独自】横浜市教委 傍聴妨害の新事実(1)
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この記事を書いた理由
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横浜市教育委員会の耳を疑うような不祥事の隠蔽が次々と発覚している。この状況を招いた背景を踏まえるとこれらはまだまだ氷山の一角であり、隠蔽されたままの不祥事が他にも多数存在することが強く疑われる
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さらに、同委員会は存在を認めた不祥事については第三者検証を通して自らの責任を矮小化することを常套手段としてきたため、第三者検証結果も鵜呑みにはできない
この記事で理解できること
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傍聴動員の悪質さ(集合時刻の早さ、人数の多さ)エスカレートの定量的な経過
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傍聴記録の生々しいメモに記された、市民が傍聴機会を奪われた公判での重要なやり取り
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わずか6日で「無い」から「ある」に変わった要請文書が発見された本当の日付
横浜市教育委員会(以降「市教委」と省略する場合あり)の傍聴妨害をめぐって、7月26日、約3時間にわたって開催された検証結果報告の記者レクチャーの実態については、以下2本のニュースレターで詳しくお伝えしました。
率直に言って、検証結果では傍聴妨害の実態が大きく矮小化され、さらに悪質な実態がまだまだ隠蔽されている疑いが次々と露呈しました。
ただ、筆者は過去(2022年)に教師いじめ隠蔽の被害者(計2件)から直接の情報提供を受けて市教委とやり取りした経験があり、市教委の隠蔽体質の深刻さを身に沁みて知っていたため、こうした検証結果になることは予想の範疇でもありました。
そこで、本件発覚直後の今年5月時点で、市教委の自発的な説明は全く信用できないという前提で、本件に関して5月時点で5件の開示請求をしていました。
*基本的には開示請求内容に合致する行政文書は開示しなければならず、市教委にとっては開示請求対応の方が隠蔽のハードルは格段に上がるため。つまり、問い合わせ側としては開示請求の方が実態を正確に把握できる可能性が上がる
例によって60日の延長を挟んだものの、7月30日付で計474枚の文書の開示が決定。そして、本日(8月5日)に筆者は開示文書を入手し、交付時には所管部門から具体的な説明も受けました。今回の開示文書には、まだ議会にすら提出されておらず、開示請求の開示も筆者が初めてで、つまり一般公開自体が初めての文書(傍聴動員の決裁文書5件、傍聴記録11件(53枚)等)が多数含まれるため、取り急ぎ内容を整理してお伝えします。
©︎2024 Jun Inukai *詳細は本編で紹介
開示文書 事案① 傍聴記録 10枚目(2019年5月◼️日) *市教委職員のメモの一部 傍聴記録 全53枚は本編で紹介
本編の目次
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協力依頼文書 全11件が示す、悪質さのエスカレート
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決裁文書全5件の抜け漏れが示す、市教委の業務品質
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公判傍聴記録53枚に記された、傍聴動員に関するメモ
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わずか6日で存否の説明が一転した要請文書の発見は5月何日だったのか
*現時点(2024年8月5日)で筆者のみが入手した(と考えられる)行政文書を多数含むため、続きはサポートメンバー限定で公開します。一定期間経過後も無料読者には公開されません。
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