『Black Box Diaries』国内上映を妨害した東京新聞誤報の悪質性
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この記事を書いた理由
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映画「Black Box Diaries」上映をめぐる議論が長期化・複雑化した大きな要因は、映画を観ないと議論に挙がっている「公益性の有無」や「指摘されている人権侵害の程度」などの判断材料を得られず、映画を「視聴できた者」と「視聴できていない者」の情報格差が約1年半という長期にわたって生じていたことと考えられる
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今月にようやく国内上映が始まったとはいえ、本日時点(2025年12月28日)では未だに首都圏以外の日本在住者は映画を視聴しにくい状況のため、まだまだ少数派の「映画を視聴できた者」として認識を共有する
この記事で理解できること
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映画「Black Box Diaries」国内上映をめぐる、主にメディア業界に対する筆者の問題意識
12月12日に1館(T・ジョイPRINCE品川)のみとはいえ映画「Black Box Diaries」(以降「BBD」)の国内上映が遂に始まり、ようやく筆者も初めて鑑賞できました。しかし、国内で初めてとされる試写会(2024年7月)から約1年半、受賞を逃したとはいえノミネートされていた米国アカデミー賞の授賞式(2025年3月)から約9ヶ月がすでに経過。
2025年12月某日 BBD上映中の劇場(T・ジョイPRINCE品川)入口に掲示されたポスター(撮影:犬飼淳)
客の入り次第では1館のみで上映終了の可能性もありましたが、連日ほぼ満席が続いてるため順次拡大していく予定です。
*12月26日時点で28劇場への上映拡大が発表
国内上映がここまで遅れた主な理由は、激化するSNS上のバッシング・誹謗中傷によって多くの方は周知の通り、映像の許諾や人権侵害に関する指摘が各所からなされてきたため。ただ、それらについては筆者よりはるかに本件に詳しい方々が直近1年で既に指摘し尽くしたように思えるため、今回のニュースレターでは深刻性に対して指摘が足りないと思える点、自らの経験を交えて具体的に指摘できる点を中心に言及していきます。
本編の目次
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最大の問題意識 〜映画を早期に視聴した一部業界人による「検閲」という前代未聞の事案〜
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東京新聞誤報記事の問題点 〜 デマ攻撃と表現せざるを得ない悪質さ〜
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提訴取り下げを求めた声明の問題点 〜そもそも誤報記事を読んですらいない〜
*2025年12月31日追記:本件の深刻性を考慮し、例外中の例外として公開方針を度外視して無料読者にも開放していましたが、丸3日が経過して一定の役割は既に果たしたと判断したため本来の公開対象に戻しました。
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