なぜ横浜市教委は不祥事の隠蔽が多発するのか?
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この記事を書いた理由
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横浜市教育委員会の耳を疑うような不祥事の隠蔽が次々と発覚している。この状況を招いた背景を踏まえると、これらはまだまだ氷山の一角であり、他にも隠蔽されたままの不祥事が多数存在することが強く疑われる
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この異常事態には横浜市特有の複数の要因が関係するため、「異次元の無法地帯」と化した横浜市政の実態が市外に正しく伝わらず、さらなる不祥事を招く悪循環に陥っている
この記事で理解できること
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横浜市教育委員会で不祥事が多発し、ことごとく隠蔽される背景
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主な不祥事6件における隠蔽の手口
先週、横浜市教育委員会(以降「市教委」と省略する場合あり)が関与した耳を疑うような問題が立て続けに発覚しました。
しかも、わずか2ヶ月前には市教委のトップである鯉渕信也教育長(当時)が長年にわたって違法行為を働いてまで中学生のいじめ自死を隠蔽、昨年10月には中学校給食(デリバリー弁当)にタバコ吸殻が混入したにもかかわらず中学校にすら隠蔽して異物混入の恐れがある弁当を中学生が食べてしまうなど、他自治体では聞いたことがないレベルの悪質な不祥事が複数起きたばかり。
なぜ横浜市教育委員会に限って、悪質な不祥事が多発し、しかもことごとく隠蔽するのか?
このような疑問を持つ方が多いことを踏まえて今回のニュースレターでは、横浜市および市教委と関わりが深い筆者がその答えをお伝えします。具体的には、2021年9月から継続的に横浜市長記者会見に参加して横浜市役所の複数部署の職員と直接やり取りした経験、被害者からの直接の情報提供(2件)に基づいて市教委の隠蔽を自ら追及した経験を踏まえて、横浜市政の複雑怪奇な状況を可能な限り俯瞰的に整理します。
©️2024 Jun Inukai *詳細は本編で説明
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