インボイス賛成派の4つの誤解
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こんにちは。犬飼淳です。
政府が2023年10月からの開始を目指しているインボイス制度。年収1千万円以下のフリーランス、個人事業主、零細企業の収入を大幅に減少させることは確実で、最悪の場合は廃業に追い込まれる恐れもあります。
損害を被る業種は多岐にわたる上、そもそも政府が主張する導入根拠が存在しないことは過去2回のニュースレターでお伝えしました。
しかし、それでもインボイス賛成を主張する人々がいることも事実です。今回は賛成派の主張に目を向けて、主張の論理展開を整理し、それらが4つの誤解に基づいていることを根拠とともに示します。
まず、インボイス賛成派の主張内容を簡単に整理すると以下スライドのようになります。

©️2022 Jun Inukai
しかし、この主張の起点に位置する4点は全て誤解に基づいています。
赤字で示した誤解を青字で正したのが以下のスライドです。当然ながら誤解に基づく論理展開は破綻しているため、大きくバツをつけています。

©️2022 Jun Inukai
これ以降、この4点がなぜ誤解と断言できるのか。具体的な根拠(法律条文、裁判所判例、新旧の請求書様式、等)を示して説明していきます。
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- 誤解①消費税は消費に課税される
- 誤解②益税は存在する
- 誤解③消費税法の解釈に基づく
- 誤解④複数税率での適正課税に必要
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