【文字起こし】山中竹春 横浜市長記者会見 (2021年12月23日)

突然の参加条件変更によって、最後の参加となる可能性がある12月23日の横浜市長記者会見の文字起こしをお届けします。
犬飼淳 2021.12.26
有料限定

*今回のニュースレターは会見室の360度 写真1枚(末尾に掲載)を除いて、全体に公開します。

こんにちは。犬飼淳です。

突然ですが、横浜市長記者会見の参加条件が突如として変更され、私は参加資格を失いました。経緯は、以下ツイートのスレッドをご覧ください。

犬飼淳
@jun21101016
【ご報告】
横浜市政記者会および横浜市の判断により、市長記者会見の参加基準が昨日に突如として変更され、私は参加資格を失いました。

急な変更なので明日だけは参加させて頂けるそうですが、当面はこれが最後の参加となるでしょう。
2021/12/22 18:32
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そこで今回のニュースレターでは、約1時間25分に及んだ12月23日の横浜市長記者会見で私が特に重要と感じた質疑(市長記者会見の参加条件変更、NIH経歴詐称、横浜市立大学への不当圧力、横浜市政記者会と横浜市の宴会、成人式の抗原検査キット配布、山下埠頭再開発、等)を中心に抜粋して、文字起こしします。

会見の流れ

©︎2021 Jun Inukai
©︎2021 Jun Inukai

*説明資料は横浜市ウェブサイトで公開中

表記の注意事項

  • 発言者名は【】で囲んで記載する

  • 回答者側の発言内容は「えー」などの言い澱みを含めて、そのまま書き起こす。日本語として不自然な言い間違いであっても、発言のまま書き起こす

  • どうしても聞き取れなかった部分は○○と表記する

  • 筆者が重要と判断した箇所は太字で記載する

  • 用語解説や背景知識が必要な場合は * で補足説明する

  • 現地の様子は適宜( )で補足説明する

***

文字起こし(ワクチン、成人の日)

(山中市長はワクチンplusキャンペーン、成人の日についての約11分間に渡って説明)

【山中竹春 市長】はい。以上でございます。

(通常であれば すぐにテーマ質疑に移るが、司会の佐藤 担当部長が山中市長の側に駆け寄って、資料「ワクチンplusキャンペーンの状況について」P6で1回目のワクチン接種率の数字を誤って2回目として説明したことを伝える)

【山中竹春 市長】(佐藤担当部長の指摘を受けて、誤りに気づいて)あー! 1回目接種か。ごめんなさい。(資料の該当ページを投影しながら)1回目接種が86.1%でした。失礼しました。あの~、ですので、2回目接種も、ほぼ、まあ、例えば、もうちょっと、この数字にいったと思います。失礼しました。1回目接種でございました。はい。以上でございます。

*山中市長は10月13日の記者会見でワクチン接種率について「国の平均よりも横浜市は10%高い」と誤発表した上、11月9日の記者会見で筆者がその誤りを指摘して訂正を求めても、頑なに拒否したという経緯がある。詳細は筆者のthe letterを参照。こうした経緯があったため、横浜市の職員は市長が新たな誤発表をした場合は迅速に対応するように意識していたと推測される。

【司会 佐藤広毅 担当部長】それでは新型コロナ、ワクチン関係について質問を受けたいと思います。幹事社、お願いします。

【神奈川新聞 三木崇】幹事社の神奈川新聞です。成人の日を祝う集いに関して、教えて下さい。感染防止策を講じ、新成人の門出を祝うということなんですが、今回、独自の対策として、ワクチン未接種者を対象に抗原検査キットを配布する、その狙いに関して改めて教えてください。また、対象となる、未成人の、未接種者の規模と人数。どれくらいの配布を期待されているのかもあわせて教えてください。

*なぜか自らの名前を名乗らずに質問を開始。この違和感についての詳細は筆者のツイートを参照

【山中竹春 市長】まず狙いなんですが、新成人の皆様が安心して、式典にご参加を頂けるようにしたいのがまず基本的な考えです。あのー、基本的な対策とかですね、消毒とか、あのー、体温を計ったりとか、そういったことは当然行いますが、あのー、その上で、さらに、抗原検査キットをお送りして、ご自身で事前に検査をお願いするということに致しました。あのー、横浜市の成人式はご存知の通り、日本最大級の規模で実施するものですので、えー、こちらとしてもですね、えー、より慎重な対策を講じたいと考えました。それから規模感なんですけども、約3万6千人の新成人がおります。そのうちですね~、(司会の佐藤 担当部長が山中市長の側に駆け寄って、関係する情報を伝えてもらった上で)どれくらい来るかが読めないんですよね。例年ですと7割ですので、最大7割くらいになるかと思います。で、その上で20代の、ハタチの、ワクチン未接種者がですね、だいたい25%くらい。接種率が75%ですので、25%くらいということになってます。で、それからですね、6千人くらいですかね、を考えているんですが。参加率にも依存しますので、正確な数字でないことは申し添えさせて頂きます。

【神奈川新聞 三木崇】もう一つ、この成人の日を祝う集いで教えてください。昨年の集いでは会場の周辺に大勢が密集する状況が見られました。不安の声も多く挙がりました。感染拡大の第6波が目前に控えている状況です。新成人にどのような行動を期待されるでしょうか。

【山中竹春 市長】まず、新成人の皆様にはコロナ禍において式典を開催し参加頂くということを念頭に置いて頂いて大人になった自覚、それからご自身の行動への責任ということを意識して、今後ですね、式典に参加して頂きたいなと思っています。あの~、前回の成人式では、参加者は1万5千人来られまして、ごく一部ではございましたが、あの~、トラブルが起こっておりますので、こちらとしてもそういった行為は残念に思いますので、あの、ご自身の行動に責任を持って参加して頂ければと思います。

【神奈川新聞 三木崇】ありがとうございました。幹事社、以上です。各社お願いします。

【フリー 犬飼淳】フリーの犬飼と申します。成人の日に関して、質問させてください。

【司会 佐藤広毅 担当部長】新型コロナ ワクチンの関係でお願いします。

【フリー 犬飼淳】え? (説明されたばかりの資料を掲げて混乱しながら)成人の日・・。

【司会 佐藤広毅 担当部長】あっ。(勘違いに気づいた様子で)新型コロナ ワクチンの関係と成人の日で結構です。

【フリー 犬飼淳】あの、抗原検査キットを無料で配布するとのことなんですけども、なんでPCR検査でないのか不思議だったんですけども、「安心して式典に参加して頂きたい」という狙いと反するように思いますし、感度・特異度ともに劣る抗原検査キットをあえてコロナの専門家である市長が選択した理由を教えて頂ければと思います。

【山中竹春 市長】まあ、PCR検査の迅速性、また感度・特異度もかなり最近は上がってきております。以上を踏まえまして、抗原検査でのスクリーニング的な目的での実施を考えた次第です。

*おそらく1文目冒頭の「PCR検査」は「抗原検査」の言い間違い。

【フリー 犬飼淳】はい・・。ありがとうございました・・。

*筆者(犬飼)の本音を補足すると、意味不明な回答について更問いしたかったが、当日は他にも質問したいテーマが数多くあり、ここで時間を使うほど後で指名される可能性が低くなることを懸念して、更問いを断念した。

【東京新聞 神谷円香】東京新聞の神谷です。今の抗原検査キットなんですけど、これはワクチン未接種で検査をしていない方でも当日 入場を断れられるとか、そういうことではないということですか。

【山中竹春 市長】確認することも考えたんですが、ワクチン検査パッケージのようなイメージで、え~、確認する、例えばワクチン接種の証明書とか陰性証明書を出してもらうことも考えたんですが、やはり時間がですね、数が多く、見積もると恐らく確認に1時間以上はかかってしまう。確認だけで。そうなると式典の開催にかなり影響を及ぼしますので、そういった確認はしないことに致しました。まあ、あくまで自主的なですね、大人の行動を期待しております。

【東京新聞 神谷円香】そうすると当日は恐らく体温測定を簡単にして、入ってもらう感じですかね。

【山中竹春 市長】(質問途中で食い気味に)もちろんです。はい。

【東京新聞 神谷円香】あと、これはワクチンを打っている方でも申し込めはするんですか。

【山中竹春 市長】えーと、ワクチンを・・、(首を強く左右に振りながら)いや! ワクチンを未接種の方を対象としております。

【東京新聞 神谷円香】打っている方は、もうそれで、もう1回ダブルチェック的にやりたい方がもしいらっしゃったら・・。

【山中竹春 市長】(質問途中で食い気味に)そういった方が申し込んできたとして、え~、我々としては未接種者の方を対象にしておりますが、まあ、そういった方も若干はおられるかもしれません。

【東京新聞 神谷円香】これは当日その場で検査をするということは考えてないんですか。

【山中竹春 市長】そういった可能性もございますが、まあ、あの、抗原検査キットは先ほどの質問にも関係しますが、比較的短時間で、あの、結果が出ますので、まあ、そういった可能性も検討しております。

【東京新聞 神谷円香】もし配布数が余ったりとかすれば、当日やりたい人が出来るみたいなことも考えは・・。

【山中竹春 市長】(質問途中で食い気味に)それは、検討すべきだと思います。

【東京新聞 神谷円香】わかりました。ありがとうございます。

【司会 佐藤広毅 担当部長】他よろしいでしょうか。(他に挙手している記者がいないことを確認した上で)それでは、新型コロナウイルス感染症関係につきましては以上にさせて頂きます。続きまして、次のテーマに移ります。

***

文字起こし(山下ふ頭再開発)

(山中市長は山下ふ頭再開発について約8分間に渡って説明する)

*説明資料は横浜市ウェブサイトで公開中

【山中竹春 市長】山下につきましては以上でございます。

【司会 佐藤広毅 担当部長】それでは、(山下ふ頭再開発の)意見募集等の開始について質問をお受けします。幹事社からお願いします。

【神奈川新聞 三木崇】幹事社の神奈川新聞です。市内経済における横浜港、そして、対象となる内港地区をどのように位置付けておられるかという点と、あと、今回この山下ふ頭への再開発を行うにあたっての意気込みについても教えてください。

【山中竹春 市長】まあ、内港地区というのは、日本を代表するウォーターフロントの景色あると思うんです。え~、また、エリアとしては大変広大です。広大な開発空間がありますし、また交通利便性についても優れていると考えてます。で、そういったですね、あの~、ウォーターフロントの、あの~、景観を持つ内港地区や、あの~、交通利便性も優れて広大な山下ふ頭とか、まあ、そういったですね、おのおの、なんて言うんですかね、立地の特性がございますので、それを存分に活かして横浜経済を牽引できるものをつくりたいと、実現したいと言うふうに考えております。

【神奈川新聞 三木崇】あの~、山下ふ頭の再開発の意気込みも改めて教えてください

【山中竹春 市長】意気込みですか。はい。え~っと、今ご説明した通りですね、え~、地元で暮らし働く市民の皆様を始め、多くの方からのご意見を賜りたい。その上で、まあ、一方で事業性も必要でしょうから、その点に関しては、事業者の方から可能なものをプロポーザル頂く。その上できちんと透明性を保ちながら、あの~、横浜経済を牽引できるものをつくりたい。そういう強い思いを持っております。

【神奈川新聞 三木崇】ありがとうございます。そして、先ほど、今お話がありました民間事業者からのプロポーザル、事業提案に関してなんですが、事業は民設、民営が基本となるということを、またその上で市民の意向を反映した形での事業性のある計画を立てていくと。そうした理解でよろしいでしょうか。

【山中竹春 市長】はい。民設、民営が基本になるかと思います。その上で市民ニーズを組み入れたものをつくるという気持ちでございます。ありがとうございました。幹事社から以上になります。各社、お願いします。

【毎日新聞 樋口淳也】毎日新聞の樋口です。よろしくお願いします。山下ふ頭の再開発についてなんですが、市長は市長選の公約でハーバーリゾート構想の実現というものを謳ってらっしゃって、具体的に国際展示場であるとか滞在型ホテルだとかそういったものを実現するとお約束されて当選されましたが、今回のこの募集というのはそれをいったん白紙にして募集されるというお考えなのか、それともあくまでハーバーリゾート構想の範囲内で意見を募集していく考えなのか、どちらでしょうか。

【山中竹春 市長】ハーバーリゾート構想も含めて市民の皆様の、お~、意見を幅広くお伺いして、新たな事業計画の策定をするという意気込みでございます。あの~、まあ、色々な意見が出てくると思うんですが、まあ、委員会で、あの~、議論を重ねて、まあ、それは、あの~、どういった検討状況になっているのかもですね、あの~、きちんとお伝えしながら、あ~、進めていきたいというふうに考えております。

【毎日新聞 樋口淳也】念のための確認ですが、そうしますとハーバーリゾート構想を実現するという公約については一旦取り下げるということでよろしいでしょうか。

【山中竹春 市長】山下ふ頭再開発の新たな事業計画の策定については、あの~、市民の皆様からのご意見、事業者の皆様からの開発事業提案、あの~、それから、まあ、有識者の委員会ですね、そういったものでの議論を踏まえて、最終的に、あの~、決めていきたいと考えております。

【毎日新聞 樋口淳也】ごめんなさい。ちょっと質疑が噛み合ってないように思うんですが、ハーバーリゾート構想を実現するという公約についての認識は市長としてはいかがなんでしょうか。

【山中竹春 市長】申し上げた通りです。市民の意見を聞きながら、あの~、ハーバーリゾート構想も含めて、ご意見をお伺いしていくつもりです。

【産経新聞 外崎晃彦】山下ふ頭は大部分が市の土地だと思うんですけども、今現在あそこに港湾事業者さんたちがいっぱい入居されていると思います。それで、市としては あそこの土地は例えば何年契約でいついつまで貸すとか、そういった契約がなされているんでしょうか。で、されているのであれば、それはいつまで港湾事業者さんたちがそこに入居される予定なんでしょうか。

(山中市長は同席する市の担当者に回答を依頼する)

【港湾局長 中野】港湾局長の中野と申します。よろしくお願いします。今のご質問にお答えしますと、それぞれ契約の仕方は各事業者さんによって異なっておりまして、これについては以前から、今年度末、令和3年3月までを目標に調整を進めさせて頂きますと話をしてたんですけども、今回、IRの撤回に伴いまして、新たな事業計画の策定を進めることになりましたので、そちらについてもですね、今後のスケジュールを、ルールを改めてお知らせするということに現在しております。ですので、今後の移転の時期につきましては新たな事業計画を策定する中で、また検討していきたいと考えております。

【産経新聞 外崎晃彦】わかりました。ありがとうございます。

【NHK 有吉桃子】NHKの有吉です。よろしくお願いします。念のため確認というか、この事業者からのプロポーザルなんですけども、ここは・・、、なんて言うんですかね、(苦笑しながら)カジノを含むIRについては受け付けないっていうか・・、念頭に置いてないというか・・、なんか、そういった条件は付けたりされるんですか。

【山中竹春 市長】(同席している中野港湾局長にアイコンタクトで確認した上で)はい。除いております。

【日経新聞 二村】日経新聞の二村です。山下ふ頭の再開発にあたって、そこまでの交通の足というところでは、市の中では検討していることはありますでしょうか。それとも今回の意見募集の中で包括的に検討するということでしょうか。

【山中竹春 市長】山下ふ頭までの交通アクセスを検討する予定があるかという、そういったご質問ですかね。

【日経新聞 二村】そうですね。はい。

【山中竹春 市長】(同席している中野港湾局長にアイコンタクトで確認した上で)それも、その中で検討していくことになるともいます。はい。もし輸送量の確保が必要であれば、それはその時に、あの~、検討しなければいけないと思います。

【テレビ神奈川 笹谷有佳里】テレビ神奈川の笹谷です。よろしくお願いします。地域に出向いて意見交換をなさるということですが、これは半年間の意見を募集する中の一環として合わせてやっていかれるのか、あるいは地域に関して、地域というのは中区を指すのか。どのエリアを指すのかという点について教えていただけますか。

【山中竹春 市長】意見募集の機会を考えております。それで、期間中を考えております。どこが対象かなんですが、横浜市広いんですけども何ヶ所かですね、え~、私や、あの~、市の当該部局とか、あの~、市としてお伺いしてですね、色々なグループディスカッションとか、あの、生の声を聞きたいと思っています。その上で、あの~、皆さんが、市民の皆さんがどういった意見を持っているのかということを聞きたいと思っています。

【テレビ神奈川 笹谷有佳里】えーっと、3ヶ所というのは、市内、わりと南部、北部問わず、に全域を指しているんでしょうか。

*「何ヶ所」という市長回答を記者は「3ヶ所」と聞き間違えた上での質問と推測される

【山中竹春 市長】1ヶ所でやって、まあ、みんながその1ヶ所に来るというイメージではなくて、少しブロックに分けなければいけないかなというふうに思ってます。また、詳細は検討しておりますが、1ヶ所でやって、そこに東西南北から来て頂くようなことはイメージしておりません。

【司会 佐藤広毅 担当部長】他は山下はよろしいでしょうか。(他に挙手している記者がいないことを確認した上で)それでは、山下の市民意見募集等につきましては以上にさせて頂きます。続きまして、一般質問の方に入らせて頂きます。では、まず幹事社の方からお願いします。

***

文字起こし(一般質疑)

【神奈川新聞 佐藤】幹事社 神奈川新聞 佐藤です。今日の定例会見が今年で最後の定例会見となると思うのですが、市政課題などを振り返って今年の振り返り、特に市長就任から4ヶ月になりますが、こちらの振り返りをお願いします。できれば、なんかこう漢字一文字があれば、合わせてお願いします。

*山中市長は約5分間に渡って、ワクチンplusキャンペーン、データに基づく保留児童の把握など成果を中心に今年の振り返りを述べる。文字起こしは割愛

(山中市長は今年の振り返りの回答は終えるが、一文字の回答が漏れていることを司会の佐藤担当部長から指摘される)

【山中竹春 市長】あ!一文字! 一文字はですね、こちらは事前にリクエストがあったので準備してまいりました。

(山中市長は「一」と書かれた色紙を取り出して、各記者が撮影できるように色紙を掲げたままで10秒ほど待つ)

*山中市長は約2分間に渡って、「一」という文字を選んだ理由を述べる。文字起こしは割愛

*次に、読売新聞 田ノ上達也記者は約5分間にわたって「オミクロン株の対応について神奈川県の方針も踏まえて、どのように対応していくか」について質疑する。文字起こしは割愛

【フリー  畠山理仁】フリーランスライターの畠山理仁と申します。12月15日の横浜市会 政策・総務・財政委員会で行われた横浜市大への不当圧力問題に関する請願審議での市長の発言について伺いたいと思います。市長はこの委員会で「市大側に辞意を伝えたのは6月17日」とお答えになりました。一方、9月17日の定例記者会見で私の質問に対して「6月18日金曜日の夕方から夜にかけて理事長に連絡を差し上げた」と明確にお答えになりました。これ、明らかに矛盾すると思うんですけれども、どちらの発言が正しく、どちらの発言が間違いだったのか。この食い違いがなぜ生じたのかについて教えてください。

【山中竹春 市長】9月の時に、6月18日ですか、と発言したのは、まあ、当方の勘違いでした。6月17日ではないかというふうに、あの~、まあ、先方からも、お~、市大さんからも指摘を受けまして、えっと~、もう1回考え直して、(苦笑いしながら)まあ、確かに17日だったというふうに、あの~、思うに至りました。

【フリー  畠山理仁】分かりました。じゃあ、それは勘違いだったということすね。もう1点、この委員会で市長はNIH時代の肩書きをビジティングフェローとおっしゃったと思うんですけれども、これまた定例記者会見でサキシルの西谷格記者の追及を受けても頑なにお認めにならなかったのに認めたのはなぜなのか。リサーチフェローという肩書を過去に使用していたことを訂正されますでしょうか。

【山中竹春 市長】まずですね、研究者の世界においてリサーチフェローという用語は汎用性がございます。研究員を表す一般的な英語として、え~、リサーチフェローというものを、お~、用いておりました。というのがまず、事実、経緯です。で、その上で、え~、NIHのリサーチフェローには、まあ、あの、こういう定義があって、ちょっと違うんじゃないかということを、あの~、まあ、ご指摘頂いたと思うんですが、NIHでの正式な職名を、お~、問われましたので、え~、NIHに確認をいたしまして、え~、2002年から2004年まで、え~、ビジティングフェローであるという、まあ、あの~、正式な職名をご連絡頂いたと。まあ、そういう経緯になります。

【フリー  畠山理仁】ということは、研究者にとって肩書って、とっても大事なことだと思うんですけれども、リサーチフェローという肩書を名乗っていたことは不適切だったとは思われないですか。

【山中竹春 市長】(質問を言い終わる前に食い気味に)全く思いません。まずですね、えっと~、そういったご指摘を・・、私としては、あの~、あくまで一般的な英語として汎用性のある言葉として、あの~、リサーチフェローを使っていたんですが、まあ、その、NIHの定義ですね、っていうのがあるとご指摘頂いて、で、まあ、NIHの、あの・・、あの・・、照会をして、ビジティングフェローということを言われたんですが、えっと~、じゃあ、リサーチフェローとビジティングフェローの違いについて、当時、当時ですね、私が属していた研究室、まあ、我々の世界では、あの~、当時の、あの~、ラボって言って、ラボラトリーのラボって言ってますけども、ラボの、その~、まあ、元上司に当たるですね、あの~、研究者に、リサーチフェローとビジティングフェローの違い、まあ、特にNIHですね、また別の大学になるとまた別の定義になりますから、NIHで、リサーチフェローとビジティングフェローが、あ~、本質的な違いは何だと、何でしょうかとお尋ねしたところ、あの~、基本的には、あの~、アメリカの市民権を持っているか、U.S.Citizenかnon-U.S.Citizenの、お~、違いが一番大きいと、で、えっと~、両方、リサーチフェローもビジティングフェローも共に特定のラボに入り、指導を受けるジュニアの研究者であることには何ら変わりはないという回答でした。ただ、あの~、リサーチフェローの方が、あの~、アメリカ市民ですので、U.S.Citizenですので、少し、あの~、待遇面で違うとか、あるいは、あの~、数年に、3年ですかね、研究者やってから、その~、まあ、ラボに入るとか、多少違いはあるようなんですが、あの~、ビジティングフェローとリサーチフェローの主な違いは、そのU.S.Citizenかどうかっていうところが大きいという回答をメールで頂きました。

【フリー  畠山理仁】それであればこそ、不適切だとは思われませんか。

【山中竹春 市長】(質問途中で食い気味に)思いません。全く思いません。

【フリー  畠山理仁】思われないということですね。分かりました。もう1つ、この記者会見の出席の条件なんですけども、12月21日に変更がされていたんですけども、従来よりも少し厳しくなっているんですけども、これは参加条件の変更はなぜ行われたのかということを伺いたいと思います。今日も会見席に空席があって、まあ、参加を希望される方はもっと記者の方に来てもらってもいいかなと個人的に思うんですけども、なぜ、出席の条件を絞るような変更が突然されたのかを教えてください。

*当日の記者席には4つの空席があった。筆者が360度カメラで撮影した会見室の画像(本ニュースレター末尾に掲載)にて、空席があることや会見室の様子は確認可能。

【山中竹春 市長】出席要件は変えてないと承知してますが、(司会の佐藤担当部長の方を見ながら)ご説明をお願いできますか。

【司会 佐藤広毅 担当部長】報道担当部長の佐藤と申します。よろしくお願いします。フリーランスの皆様の参加基準につきましては、8月30日の市長の就任会見からフリーランスの方の出席については可ということで対応しておりますけれども、それ以来ですね、内閣府の大臣記者会見における基準を準用しておりまして、基準の変更は・・、(強調して)しておりません。それで今回ですね、ホームページに記載させて頂いてはいるんですけども、これまで変更はしてないんですけども、基準は横浜市のホームページに載せているというだけでありますので、特にですね、外から参加したいという問い合わせが増えておりますので、まあ、ホームページをご覧いただければということで、ホームページの記載内容を変えただけで基準そのものは変えていないとご理解頂ければと思います。

*佐藤担当部長の「基準を変更してない」という回答はかなり無理がある。12月21日付で追記された条件(6ヶ月以内に指定媒体で署名記事が2本以上)に合致しないという理由で筆者は参加資格を失っているため。経緯の詳細は、筆者のツイート参照。

【フリー  畠山理仁】ということは、今まで出席していた方は、この後も参加できるという認識で良いんでしょうか。

【司会 佐藤広毅 担当部長】基準の中にですね、6ヶ月以内の署名記事掲載というのがあり、ご覧頂いている方もいらっしゃると思いますけども。そうすると、時期が経過してそういう署名記事掲載が無くなるとですね、必然的に基準の部分がなくなって参りますので、そういう方につきましては事前にご連絡させて頂きまして、記事掲載させて頂ければ、またお越し頂けますので、そういったこともお願いするような運用を行なっております。

【フリー  畠山理仁】すいません。根本的なところで、なぜ、内閣府の基準を準用されているのでしょうか。

【司会 佐藤広毅 担当部長】当初色々検討したんですが、内閣府の基準そのものが一つの考え方としてあるということもありましたもので、それを基準として横浜市も使わせて頂いたということでございます。

【フリー  畠山理仁】ごめんなさい。これで最後にしますけども、内閣府の基準を使われるのは良いと思うんですが、良いというか一つの考え方だと思うんですけれども、横浜市の姿勢として、先ほど山下ふ頭の開発についても、市外の方から意見を求めるとおっしゃったり、また市長はですね、就任時に東京新聞のインタビューに答えて、デジタルを活用して市民の意見を聞く、デジタルプラットフォームの導入を検討するということもおっしゃっておられました。広く意見を聞いたり、いろんな声を聞くという観点から考えて、その基準を厳しくして、参加する記者を絞っていくというのは市長のお考えとは異なるんじゃないでしょうか。

【山中竹春 市長】私の就任前に関しては、寺澤さんからも何度かご指摘頂きまして、まあ、その通りだなと思ったんですが、フリーランスの方がそもそも参加できないか、参加できても、お~、質問できないっていうことだったと思います。で、ここに関して変えなければいけない。それは、畠山さんも仰る通り、フリーランスの方の意見をですね、あの~、意見を聞くべきとの考えから、まあ、フリーランスの方にも入って頂いて質問して頂くというふうに変えました。しかしながら、あの~、まあ、正直なところ、かなり、あの~、まあ、畠山さんのような、あの~、しっかりした記者、あの~、ジャーナリストではなくて、いろんな方から、もう、多分ジャーナリストではないっていうような方からもうアプライというか、あの~、お申し込みを頂いてますね。そうなった時にやっぱり何らかの基準が必要であろうと、その時に今、我々が勝手に基準を決めると、それは、あの~、また良くないので、大臣の定例記者会見で採用されている基準をですね、そのまま使用させてもらっている。で、他の自治体に関しても、間違ってたら申し訳ないですけど、他の、まあ、東京都とかそういったところに関しても同様な基準を使っているというふうに分かりましたので横浜市としても同様な基準を使わせて頂くことにした次第です。

【フリー  畠山理仁】今、東京都のことを仰いましたけども、東京都の場合は特にそのような基準はなくてクラブの幹事社の了承が得られれば・・。

【山中竹春 市長】あの~、実際、あの~、まあ、そういったことも含めて一定の、あの~、特定の基準で、特に、まあ、あの~、ジャーナリストの方で、あの~、有名な方とか、あの~、しっかり活動されている方であれば、特に排除するような基準ではないというふうに考えております。

【フリー  畠山理仁】ごめんなさい。今、あの~、具体的な話があったので、何か今回、山中市長が会見をフリーランスに解放するという方針を打ち出したことで、不都合っているのは何か生じているんでしょうか。

【山中竹春 市長】(はっきりと首を横に振りながら)特に、あの、何も無いです。あの~、今、あと、(考え込みながら)あの~、特には無いです。

【フリー  畠山理仁】分かりました。

【山中竹春 市長】何か不都合があって、排除するように変えたなんてことは、(強調して)もちろん! ありませんので。

【フリー  畠山理仁】できれば、いろんな記者の人を入れるようにして頂きたいと思います。

【フリー 寺澤有】ジャーナリストの寺澤有ですけど、こちらの記者会見にも参加しているフリーランスの三宅勝久さん、今日は広島出張で来られないということなんですが、三宅さんが運営するネットメディアのスギナミジャーナルというのがありまして、一昨日の記事で「横浜市政記者会と市幹部が頻繁に宴会。5年間に12回」という記事が出て、昨日付の記事では「横浜市記者クラブ腐敗問題に新事実 毎日新聞が市幹部と単独宴会」という記事がありまして、これらの記事を山中さん、読みましたか。

【山中竹春 市長】えっと~、記事に関しては、あの~、全ては読んでません。そういった事実があると、その、宴会ですか、私の就任前に、市の幹部が記者さんと宴会をしていた形跡があるというようなことの報告は受けております。

【フリー 寺澤有】そうすると8月30日に山中さん、横浜市長に就任されたわけですけども、それ以降、この横浜市政記者会 加盟社の方々と山中さんご本人ですとか、あるいは市幹部の方が宴会なり会食なりしたことはあったんでしょうか。

【山中竹春 市長】(笑いながら)無いです。(改めて頷きながら)無いです。

【フリー 寺澤有】三宅さんがスギナミジャーナルで報道した内容によりますと、もともと横浜市に情報公開請求して出てきた文書に基づいて報道されてますけども、年に数回、横浜市の方と横浜市政記者会の方々が宴会、会食してるんですが、これに関しては税金は使われてるんでしょうか。

【山中竹春 市長】(まさに問題の宴会に参加していたことが明らかになっている司会の佐藤担当部長を見ながら)税金は、さすがに自腹だと思いますがね。ちょっと・・。

【司会 佐藤広毅 担当部長】私も就任した年ですかね。参加したことがございましたけども、とにかく、もちろん、自分で、あの~、割り・・、(おそらく「割り勘」と言いかけたのを止めて)会費の分は払っております。

【フリー 寺澤有】このスギナミジャーナルで三宅さんが報道してますけども、横浜市の文書によれば会費制3千円となってますが、それを証明する文書は無いそうなんですけれども、そうなるとこれ本当に3000円の会費で行われているのかっていうのをどうやって証明するのかなと思うんですが。

【山中竹春 市長】あの~、まあ、都度ですね、(司会の佐藤担当部長にアイコンタクトで確認しながら)コンプライアンス委員会ですか、すいません、ちょっと、コンプライアンス関連の部署にですね、許可をとって、そういった会合に参加しているというふうに認識しておりますので、まあ、奢るとか奢られるとかそういったことはさすがに無いと信じています。

【フリー 寺澤有】山中さんは信じてらっしゃるかもしれませんが、この文書によると、会場がどこで行われたかって、レストランですよね、そういったところがいくつか出てるんですが、5軒くらい出てますかね。そこのレストランのグルメサイトなどで、じゃあ、このコース料理はいくらくらいかと見ると、会費ギリギリあるいは会費より高い料金が表示されてたりするので、そうなるとこの会費で出来るのかなと、これは誰かが補填している。もしかして店が便宜を図っている。こういうのはマズイんじゃ無いかと思うんですが、どうですか。

【山中竹春 市長】あの~、まあ、平成28年から令和元年までのことだったと、あの~、聞いております。あの~、実態に関しては正直分かりません。ですので、しかしながら、まあ、例えば3000円ではなくて5000円だったとすれば、1人あたり追加でお支払いして割り勘にしたんではないかというふうに思っております。

【フリー 寺澤有】それだと会費制って言わないんじゃないですか。

【山中竹春 市長】会費・・。割り勘ですか?

【フリー 寺澤有】コース料理で会費がいくらですって決まっていたら最初からその料金にするじゃないですか。会費を。

【山中竹春 市長】う~ん。そうですね。

【フリー 寺澤有】それに関しては調べて頂けるんですか。調べて来年の会見で教えて頂けますか。

【山中竹春 市長】えっと~、まあ、担当の方にですね、えっと~、当時の状況を該当者の方にですね、少し、そういったことがあったのかどうかということについては、聞くことを検討したいと。

【フリー 寺澤有】はい。じゃあ、調査する時はですね、会費制ということで会費が実際その場では徴収されているのかもしれないですけど、これまた別名目でですね、職員の方に還付だとか補填だとかされてないのかということも調べて頂きたいのと、あとこれ、二次会、三次会に関する文書が無いので、二次会、三次会どうなったのかということもきちんと調査してください。それは大丈夫でしょうか。

【山中竹春 市長】あの~、適切に行われたものと承知しておりますので、そういったことがなかったということに関して改めて確認したいと思います。個別にですね、ヒアリングをするということについては承知しました。

【フリー 寺澤有】で、この宴会を見ますとね、昨年の2月、2020年2月も行なっているんですけど、もうこの時期はコロナの感染防止ということで横浜市は様々な行事とかを中止してるんですよね。で、なぜかこの市幹部と市政記者会の宴会だけ強行してるんですけど、これはコロナの専門家の山中さんとしては適切なことだと思われますか。

【山中竹春 市長】当時のコロナの状況がですね、酷い時であれば、感染者が酷い時であれば、あの~、まあ、適切でなかった可能性はあると思いますので、そこも含めて、少し、あの~、検討します。

【フリー 寺澤有】分かりました。じゃあ、最後ですけど、山中さん自身はこういう宴会については、どういうふうにお考えなんでしょうか。

【山中竹春 市長】コロナではなくて・・?

【フリー 寺澤有】コロナ収束した後のことでもいいんですが。後のことですね。コロナに限らず。

【山中竹春 市長】あの~、まあ、直接ですね、え~、記者さんとお金のやり取りが生じるような、あの~、関係はないと思っておりますし、また私としましても、あの~、記者さんに限らず、そういったことを言われないようにしっかり対応していきたいと考えております。

【フリー 寺澤有】はい。じゃあ、調査よろしくお願いします。ありがとうございました。

*次に、朝日新聞 足立優心記者は約2分間にわたって「来年の議会との向き合い方」「オペラ劇場取りやめによる財源確保が不可能と分かった中で、公約の3つのゼロを見直すのか」について質疑する。文字起こしは割愛

【フリー 犬飼淳】フリーの犬飼です。よろしくお願いします。ちなみに、この記者会見の参加条件変わってないとのことなんですけども、私は今回の変更で来年から参加できなくなります。今日が最後ですので、よろしくお願いします。横浜市大への圧力とされている問題について、もう一度質問させて下さい。先週15日の請願審査で、小粥康弘市議と山中市長の質疑の中で、市大から6月16日に発出された1回目のメール。それをご自身が読まれたのは、「メールが出された当日。つまり、16日である」とハッキリ回答されていました。また、そのメールを見た時点で、書かれていた「御本人への連絡がつかない状況」という表現は「事実と異なると思った」とも回答してます。であれば、「幹部の中で日常的に連絡を取り合う仲だった」と理事長も山中市長も口を揃えて答えられていた人物。つまり、副学長。副学長から自分に連絡が入っていないのかを6月16日中に確認されたと普通は思います。実際、確認されましたか?

【山中竹春 市長】6月16日に連絡があったかどうかを確認したかどうかについても、あの~、委員会で申し上げていると思いますが、あの~、特に、特に確認する余裕がありませんでした。

*12月15日の委員会で山中市長は「当時は人生の岐路に立っていたので、連絡があったかどうかを確認する余裕すら無かった」という答弁は繰り返しているが、市大からメールが発出された6月16日中に副学長から連絡があったのかを確認したのかという点は頑なに明言していない

【フリー 犬飼淳】となるとですね、となるとですね、確認もせずに、確認もせず、その後、履歴も追えなくなったということですよね。連絡がつかないのか分からないことが、事実なのか分からない状況で、その後、「それは事実と異なる」と自分で判断して、市議を仲介して抗議したということですか?

【山中竹春 市長】そちらも常任委員会で申し上げた通りでございます。え~、まあ、副学長については、必要な時に色々電話でやり取りや、学務や教務ということでやり取りしてきた関係でしたので、学長・理事長からの、もしですね、あの~、電話があればすぐに気付いたのではないかという旨を委員会で申し上げたと思います。

【フリー 犬飼淳】分かりました。ちょっと質問を変えます。経歴の件を聞かせて下さい。先ほどリサーチフェローは一般的な名称であるということで使い続けてきたということなんですけども、その説明は分かるんですけども、ところが今年の夏、突如として経歴の呼び方を変えられてますよね。今夏の市長選挙に出る際は、「NIH 研究員」と、汎用的でビジティングフェローと大差ないはずの呼び方を突如として変えています。なぜ、変えたのですか?

【山中竹春 市長】え~、リサーチフェローと研究員というのは、まあ、あの~、研究者の世界では、あの~、汎用性が高く、インターチェンジャブルだと思っておりますので、これまでも研究員ということを書くことはあったかと思います。これまでというのは、選挙の前もですね、市大に在籍中も研究員と書く機会は、あ~、あったと思います。

【フリー 犬飼淳】私が確認したところ、そうではなかったんですよね。あの、直近2017年から2021年、私が確認できただけで5回分、セミナーや記者会見で山中さんが自ら経歴を示されたことがありました。5回全て「NIH リサーチフェロー」と記載されています。毎回、リサーチフェローでした。それが突然、今年の夏、「研究員」に変わった。これは意図的な変更ではないですか。

*選挙公報に「NIH リサーチフェロー」という事実と異なる肩書きを記載した場合、公職選挙法235条違反となるため、山中氏は意図的に「NIH 研究員」と記載したと推測される

*2017年から2021年のセミナー・会見の5回全てでリサーチフェローと名乗っていたエビデンスは筆者のツイートを参照

【山中竹春 市長】う~ん。経歴を書く機会というのは、5回だけではなくて、もっとあると思いますので、その全てに関してリサーチフェローと書いていたわけではないというふうに、まあ、今から考えると思うのです。

【フリー 犬飼淳】はい。おっしゃる通り、私が確認したものが全てではないと思います。最後にもう1点だけ。関連して、市長に就任する直前は、横浜市立大学、その前は国立がん研究センターに勤務されてます。で、これらの組織に応募した際の履歴書には、「NIH リサーチフェロー」と、まあ、その汎用的な呼び方であるリサーチフェローと記載したのではありませんか?

【山中竹春 市長】あの~、横浜市大や国立がんセンターに問い合わせて、まあ、それでも個人情報だから、出るか出ないか分からないですけど、そこにですね、あの~、リサーチフェローと書いたのかそうでないのかは、あ~、記憶しておりません

【フリー 犬飼淳】記憶にない。はい。分かりました。以上で終わります。ありがとうございました。

【タウンニュース 門馬康二】タウンニュースの門馬です。よろしくお願いします。オミクロン株の件について、感染防止の為にも今後は無症状の市中感染を防ぐことが重要だと考えられるんですけども、選挙公約にしていた「いつでもどこでもPCR検査」を行うということについて、我々の取材に市長の方からは「県とも連携して検査の機械を確保したい」というようなことをおっしゃってましたけども、まあ、これが、機械というのがいつなのか。今、この時期にやるべきじゃないのか。あるいは感染拡大前に手を打っておく必要があるんじゃないかなと思うんですけども、先ほども話していた選挙公約の優先順位という中で、このPCR検査というのはどのあたりに位置付けられているんでしょう。

【山中竹春 市長】こちらに関しては、状況がですね、今、国の検査がどれくらいになるのかに関連してくると思いますので、国が行って、まあ、市もある程度行う、まあ、県も一定程度行うといった、それはそれで無駄をしているというふうに、あの~、言われかねないと思いますので、国の動向を見ながら検討すべきと考えております。

【タウンニュース 門馬康二】ありがとうございます。この件に関して、神奈川県と何か話し合いを持っているとか相談しているってことがあるんでしょうか。

【山中竹春 市長】私が直接、知事と話すことはありませんが、あの~、担当部局同士を通してですね、あの~、まあ、検査に限らず、コロナの対策のことは、あの~、日常的にですね、あの~、議論をしているというふうに承知しております。

【タウンニュース 門馬康二】はい。分かりました。ありがとうございます。

*続いて、毎日新聞 樋口淳也記者が約1分間にわたって「市長記者会見の開催頻度」について、神奈川新聞 三木崇記者は約3分間にわたって「横浜市大への『市民にSNSで不誠実を知ってもらう』発言の意図」について質疑して会見は終了する。文字起こしは割愛

***

参考:関連情報

度々話題にあがった12月15日の委員会質疑の内容は以下の筆者のthe letterを参照ください。横浜市立大学への不当圧力の請願審査、NIHでの役職がビジティングフェローであったことの突然の自白などが含まれます。

山中市長は12月15日以前はNIHでの役職を頑なに答えず、特に9月17日の記者会見では実に7分間に渡って回答拒否を繰り返しています。

***

参考:当日の写真

©︎2021 Jun Inukai
©︎2021 Jun Inukai

幹事社 神奈川新聞から事前通告された質問「今年の漢字一文字」に対して、事前準備された色紙を掲げて答える山中市長

***

今回のニュースレターは以上です。

内容に価値を感じた方や同じ問題意識を感じた方は、ツイートやシェアで紹介をお願いします! リンク先を紹介するだけでなく、ご自分のコメントも交えて紹介して戴けると拡散しやすいので大変ありがたいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

2021年12月26日 犬飼淳

***

P.S.

これ以降のエリアでは、筆者が360度カメラで撮影した会見室の画像1枚を限定公開します。当日の記者席には4つの空席があったこと、横浜市の公式映像では映っていない会見室の様子などを確認できます。

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