【独自】能登半島地震 渋滞の定量データ(3)
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この記事を書いた理由
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能登半島地震(2024年1月1日発災)では渋滞悪化を理由に被災地入りを自粛すべきという言説が広がり、人命救助や復旧の遅れに繋がった
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しかし、渋滞が発生していると情報発信した行政機関(石川県、内閣広報室、国土交通省)ですら、これまで渋滞の実態を定量的に説明しておらず、実態は曖昧なままであった
この記事で理解できること
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国交省がついに開示した、能登半島地震前後3週間(発災前1週間+発災後2週間)の各地の交通量データ
能登半島地震の発災から約4ヶ月半が経過。同地震の渋滞に関する行政機関の情報発信に定量的根拠が存在したのかをこれまで継続的にお伝えしてきました。第2報となる前回ニュースレター(4月1日配信)ではついに国交省が定量データ(旅行速度、移動の所要時間)を開示し、実態解明は大きく前進しました。
しかし、肝心の交通量は不可解な理由で開示請求の対象外と判断されてしまい、筆者は改めてピンポイントで開示請求。こうした紆余曲折を経たものの、今月上旬にようやく交通量データも筆者は国交省から入手しました。
第3報となる今回は、この交通量データに基づいて続報をお伝えします。
*一般公開は、筆者が把握する限り本ニュースレターが初めて。開示データは国交省のみが保有し、同データを開示請求したのは筆者のみと国交省に確認済みのため(2024年3月26日時点)
国交省 開示Excelファイル「交通量データ」日別集約 *詳細は本編で説明
©️2024 Jun Inukai *詳細は本編で説明
本編の目次
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開示請求の経緯
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測定地点5カ所の位置関係
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交通量の日別推移
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交通量の時間帯別推移
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渋滞に関する情報発信の振り返り
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