新たなデモの形、渋谷スクランブル交差点デモ
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この記事を書いた理由
デモや街宣への参加人数は民意の大きさを示す重要な指標だが、日本には大人数が集まれる広場が限られるため民意を示しにくい
たとえ数万人が集まっても国内大手メディア(テレビ・新聞)は反政権デモについては黙殺・矮小化する動きが目立ち、なかなか実態が国民に伝わらない
さらに、かねてより問題視されていた警察によるデモの露骨な妨害(いわゆる過剰警備)が悪質化しており、平和的デモの開催自体が脅かされている
この記事で理解できること
渋谷スクランブル交差点が兼ね備えていた、日本のデモにおける不安要素を払拭させた特殊性
「壊憲反対スクランブル交差点デモ」(以降「当該デモ」)と銘打ち、プラカードを掲げながら渋谷駅前の交差点で横断を繰り返すだけという異例の形式で行われているデモ。一般市民の企画・運営で6月末に少人数で始まり週2回程度のペースで継続的に続いており、コールも行うようになったのは7月に入ってからですが、その注目度が急速に高まっています。直近の7月16日実施回は共同通信が映像で報道。これまで反政権デモの報道に極めて消極的だった国内大手メディアの姿勢を踏まえると驚くべき変化です。さらに、シンガポールメディアのAsiaOneも高市政権の軍事化と関連付けて当該デモの映像を報道。注目度は増す一方のため、今後も国内・海外を問わずメディアの報道が続くことが見込まれます。
筆者はその前回に当たる7月12日実施回を現地にて360度カメラで撮影。この回はコールをするようになってからまだ3回目で参加者は約60名でしたが、下記の公開映像を見れば分かる通り通行人からの好意的な反応が多々ありました。
また、編集時に360度映像を入念に確認した結果、この場所はこれまで日本のデモが抱えていた不安要素を払拭できる条件を幾つも満たした、非常に稀有な場所であることにも改めて気付きました。いわゆる「フィルターバブル」(SNSや検索エンジンのアルゴリズムで自らと近い意見ばかりが表示される一方で、世間一般の感覚からは乖離していく現象)を破る上で極めて有効なデモの実施場所であるとも言えます。
今回のニュースレターでは今後の横展開も見据えて、上記映像では説明し切れなかった点を中心に当該デモのポイントについて私見をお伝えします。
本編の目次
渋谷スクランブル交差点が備えていた3つの特殊性
全国展開に向けた注意点
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