菅義偉氏 記者会見の発話スピード推移 2019年〜2021年

官房長官時代と総理時代の発話スピード(1分あたりの文字数)を定量的に比較し、菅義偉氏の身に何が起きているのかを考察します。
犬飼淳
2021.05.09
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こんにちは。犬飼淳です。

前回のニュースレターでは、2021年5月7日の総理記者会見で緊急事態条項を設けるための憲法改正と新型コロナウイルス感染症対策の関係性について、菅総理が一言も回答できなかったことを取り上げました。

実は、この記者会見ではもう1点、菅総理について非常に気になる点がありました。

それは、普段以上に言い淀みや言い間違いが多く、時には数秒以上もフリーズしたように固まってしまう姿が見られたことです。

私は官房長官時代の菅義偉氏による東京新聞・望月衣塑子記者への質問妨害が問題になった際、2018年9月から2019年5月にかけて計16回の会見の様子を視覚化してきました。

具体的には、記者別に質問にかけた時間と妨害が入るタイミングを比較したり、質問内容や回答内容を信号無視話法の要領で分析したり、菅官房長官(当時)の記者会見における振る舞いを多角的に観察してきました。


計16回の視覚化記事

note.com


菅義偉氏の記者会見のスタイルは官房長官時時代と総理時代で共通して、以下の特徴があると私は考えています。

  • ①質問内容に含まれるキーワードをもとに、関係がありそうな原稿を探し出して、ただ読み上げる。
  • ②従って、質問と回答が成立することはごく稀である。
  • ③都合が悪い質問を繰り返す記者に対しては、意図的に質問に全く答えず、司会者を通じて質問妨害や再質問の禁止を行う。

ただ、5月7日の記者会見については、これに加えて、発話のスピードが遅くなったように感じます。

前置きが長くなりましたが、第3回のニュースレターでは、官房長官時代と総理時代の両方の会見を観察してきた経験を活かし、発話スピードを比較することで、この違和感を定量的に検証したいと思います。

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