【速報・独自】岸田総理はマイナ保険証を使用しているのか
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この記事を書いた理由
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マイナンバーカードを事実上の義務化とするため、政府は既存制度に対しても様々な改悪を始めている
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その中でも紙の保険証廃止は、国民皆保険を崩壊させるほどの制度欠陥が既に複数露呈し、最も深刻である。さらに、病歴を含む個人情報漏洩、医療機関の負担増大によって、日本の医療機関に対する信頼は地に落ち、医療崩壊すらも引き起こしかねない
この記事で理解できること
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マイナ保険証によって「国民がより良い医療を受けられる」と喧伝してきた岸田総理はマイナ保険証を所有しているのか
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所有しているのであれば、医療機関受診時に使用しているのか
もはや「底なし沼」と化したマイナトラブルの最中、自ら命じた総点検の状況を踏まえて8月4日に岸田総理は約1ヶ月半ぶりの首相会見を開催。来年秋の紙の健康保険証廃止の延期を発表するかに注目が集まったものの、残念ながら岸田総理は会見全体を通して従来通りの曖昧なメリットの強調に終始し、方針に大きな変更はありませんでした。筆者は運良く抽選に当選して現地参加でき、会見中の岸田総理発言の重大な矛盾(マイナ保険証を持たない全員に資格確認書を送付することは不可能)を指摘するために挙手し続けましたが、残念ながら指名されないまま会見は終了。
*矛盾点の詳細は8月7日配信済みの以下ニュースレター参照
首相会見で挙手し続けたのに指名されなかった場合は、メールで1問の事後質問が許されています。しかし、官邸報道室は質問を極度に省略して内容を曖昧にし、回答は従来説明の繰り返しで済ませることが常態化。当初の質問のまま送っても「資格確認書について」のように曖昧にされることは目に見えているため、筆者は事後質問を省略が難しい素朴な内容にあえて変更しました。
*首相会見の事後質問における質問の極度な省略の実態は集英社オンラインに寄稿した記事参照
具体的には、これだけマイナ保険証によって「国民がより良い医療を受けられる」と喧伝してきた岸田総理がマイナ保険証を所有(使用)しているのかが明らかになる内容を端的に質問し、先ほど入手した回答によって明らかになりました。
*FLASHが今年6月末に衆議院議員 全464名を対象に「マイナンバーカード取得」と「健康保険証や公金受取口座との紐付け」を問うたアンケートで岸田総理は回答を拒否しており、マイナンバーカードを取得すらしていないことが疑われている。詳細はFLASH記事参照
今回のニュースレターでは、この事後質問の詳細と、その他の記録(総理の医療機関受診歴、首相動静)と組み合わせて導き出せる事実をいち早くお伝えします。後ほど首相官邸ウェブサイトでも質疑内容は公開されるはずですが、質問が省略されて質疑の正確なニュアンスが伝わらない可能性があるため、質問者である筆者自身が質問・回答の全文を公開します。
本編の目次
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質疑 全文
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総理の医療機関 受診歴から分かること
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首相動静から分かること
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