【独自】国会前デモ過剰警備(2)内部文書で判明した機動隊編成
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この記事を書いた理由
デモや街宣への参加人数は民意の大きさを示す重要な指標だが、日本の国会周辺に現在は大人数が集まれる広場が無いため民意を示しにくい
さらに、かねてより問題視されていた警察によるデモ参加者への露骨な妨害が近年はさらに悪質化しており、平和的デモの安全をむしろ脅かしている
この記事で理解できること
国会前デモ警備について警視庁が保有する行政文書166枚から読み取れる事実と推測
今年3月以降、アメリカ・イスラエルのイラン侵攻に便乗して憲法改正を始め軍事化の姿勢を強める高市政権に対して、全国各地で改憲反対・戦争反対・反高市政権を趣旨とする抗議デモがかつてない盛り上がりを見せています。数万人規模のデモが継続的に開催されている国会前はその中心地と言えますが、平和的デモをむしろ妨害するかのような警察の対応(いわゆる「過剰警備」)にも悪い意味で注目が集まっています。
特に、平日夜にもかかわらず参加者が約3万人にまで伸びた4月8日に警察は明らかに「参加者の安全」よりも「参加者を少なく見せること(=ステージ周辺に参加者が辿り着くことを妨害すること)」を優先。近年の国会前デモでは見たことがないレベルの露骨な過剰警備となりました。しかも、筆者が自ら撮影した360度カメラ映像に基づいた全体像を第1報で図解した通り、決して個々の警官の暴走ではなく国会周辺の各エリアに配置された警官がしっかりと連動する形で参加者のステージ到達を阻止。つまり、どこを通行止めにしてどのようなルートで迂回させるかを計画段階で意思統一していなければ不可能な芸当でした。
そこで筆者は実態を解明するため、警視庁に国会前デモの警備について開示請求。例によって期限延長を挟んだ関係で時間を要したものの、7月に行政文書166枚(12件)を遂に入手。残念ながら黒塗りが大半だったものの、過剰警備に焦点を当てて現地で継続的に撮影していた自らの360度映像と照合すると様々な事実や可能性が見えてきて、筆者が現地で感じた様々な違和感の答え合わせとなりました。今回のニュースレターでは、そうした気付きを整理してお伝えします。

©2026 Jun Inukai *詳細は本編で説明
本編の目次
4月8日機動隊編成の異常性
5月19日機動隊編成への懸念
参加者の安全よりもステージに辿り着かせないことを優先する警備方針
警視庁の後ろめたさを示唆する開示請求対応
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