【独自】「訂正」の域を超えた、志賀原発トラブルの北陸電力による「隠蔽」(2)
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この記事を書いた理由
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能登半島地震発生後、震源地に近い志賀原発のトラブルが次々と明らかになった
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しかも、北陸電力はいったんは問題無いかのような発表をした後、訂正という形で重大トラブルを遅れて発表することを繰り返したため、発表の信憑性に大きな疑問符が付いた
この記事で理解できること
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北陸電力は石川県に対してトラブルを迅速に報告したのか(速報17件の内容)。それとも石川県にすら隠蔽したのか
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石川県は志賀原発のトラブルに対して能動的に対応したのか(初めての立入調査の時期と内容)
能登半島地震の震源地近くの志賀原発について、北陸電力は問題をいったん小さく発表した後に「訂正」という形で実際はもっと大きな問題だったと明かすことを繰り返しました。訂正に至る期間の短さ、訂正するボリュームの大きさ、発表方法などから判断して、もはや「訂正」の域を超えており「意図的な矮小化・隠蔽」が強く疑われます。
第1報(1月13日配信)では上記スライドに示した通り、地震発生から10日間(1月1日~10日)の北陸電力の主な訂正の変遷を4つの観点(2号機の油漏れ、津波の有無、空間放射線量測定、最大加速度の想定超え)で辿ることでその隠蔽体質を浮き彫りにしました。
第2報となる今回は、石川県への開示請求で筆者が独自入手した文書(122枚)を通して、北陸電力の隠蔽体質に加えて石川県の不可解な対応も浮き彫りにします。

開示文書「志賀原発 トラブル等に関する速報(第1報)」 *地震発生31分後(16時41分)に北陸電力が石川県にFAX送信した内容。速報17件の詳細は本編で説明
本編の目次
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開示請求結果
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北陸電力から石川県への速報の報告内容とタイミングが意味すること
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立入結果報告書が意味する石川県の共犯者ぶり
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