【独自】なぜ中央大学は学費値上げの正式発表すら怠るのか
*学費値上げ対象者(2025年度入学生)の入学手続が翌月(2月下旬~3月)に迫るため、確認結果の概要は冒頭に記載し、公開直後から無料読者にも公開します
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この記事を書いた理由
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事前に誰もが懸念した通り、東京大学を震源とする学費値上げの動きが他の国公立大学や私立大学へ波及し始めている
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東京大学の意思決定プロセスには批判が殺到したが、中央大学ではさらに不透明かつ強引に値上げが進められようとしている
この記事で理解できること
・中央大学の学費値上げをめぐる疑問(対外的な正式発表すらも怠る理由、値上げ幅の算出根拠 等)に対する大学側の主張内容
中央大学の不透明かつ強引な学費値上げについては、以下のニュースレター(1月13日配信)で詳しくお伝えしました。
ただ、その多くは「学費値上げに反対する中大生の会」(以降「学生有志」)が記者会見(1月10日)で説明した内容に基づくため、あくまでも学生側の視点です。
一方、肝心の大学側はこの問題について学外に対して沈黙を貫いているため、一体どのような言い分なのかは曖昧なままでした。そこで筆者は年明け直後から複数の方法で大学側の認識を確認。今回のニュースレターでは、約半月のやり取りで得た確認結果をお伝えします。
先に概要をお伝えすると、残念ながら以下のような結果となりました。
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重大な疑問(対外的な正式発表すらも怠る理由、値上げ幅(毎年2%)の算出根拠 等)に対しては、ほぼゼロ回答(何らかの理由を示して回答拒否、もしくは理由すら示さず回答漏れ)
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それにもかかわらず、あえて回答期限ギリギリに回答したり手間を増やさせるなど、時間稼ぎを図るかのような対応も散見
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こうした対応を踏まえると、中央大学は学費値上げについて極めて基本的な内容すらも説明不能に陥っていると見られ、値上げの緊急性・必要性そのものに疑問符が付く
これ以降の本編では、この結果を得るまでの筆者と大学側のやり取りを詳細にご紹介します。
本編の目次
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正面からの問い合わせ結果
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裏からの問い合わせ結果
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