【独自】教師いじめ第三者調査公表をめぐる教育委員会の組織的隠蔽
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こんにちは。犬飼淳です。
直近2回(4月21日、5月11日)の横浜市長記者会見にて、私は横浜市立小学校(旭区)教師の児童に対するいじめ・虐待を学校・教育委員会が組織的に矮小化・隠蔽した問題に大半の質疑時間を費やしてきました。
特に直近(5月11日)の会見では、3月25日の第三者委員会による調査報告書公表をめぐる流れに絞って、8分間にわたって細かな事実確認を重ねました。
私は本件の被害児童 保護者から膨大な情報・資料を直接入手し、市長記者会見の場で質疑を重ね、さらに教育委員会とは個別にやり取りしており、事態の全容を現時点でかなり正確に掴んでいると自負しています。
しかし、本件は国家賠償訴訟となる可能性があることに加え、被害児童のプライバシー保護など様々な観点から現時点で公にできる情報が限られるため、会見を視聴した方に実態がなかなか伝わらず、消化不良を起こしていたかと思います。
今回、3月25日の第三者委員会による調査報告書 公表をめぐる不審点については、公開しても問題ないと判断できたため、有料購読者を対象に一般公開に踏み切ります。
まず、結論から言うと、本件をめぐって横浜市 教育委員会は意図的、組織的、計画的に、この不祥事の矮小化・隠蔽を図ったことは明白です。さらに、残念ながら弁護士等で構成される第三者委員会は形式上は「第三者」の立場をとりながら、実際は教育委員会と一体となって矮小化・隠蔽に加担した疑いが強いです。
*第三者委員会のメンバーは調査報告書参照
今回は下記スライドのように「客観的事実」と「関係者の主張」(教育委員会、山中市長、被害児童の保護者)を時系列に整理することで、調査報告書公表をめぐる不審点7点を明らかにしていきます。
©️2022 Jun Inukai
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