【対談】STOP!インボイス発起人と考えるインボイス廃止の道筋
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この記事を書いた理由
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まともな導入根拠はなく単なる消費増税であるインボイス制度の開始から既に丸2年が経過し、廃業や物価高を悪化させ続けている
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今夏の参院選ではインボイス廃止を掲げる政党が躍進したにもかかわらず、奇妙なことに国政でインボイス廃止の動きは一向に進まない
この記事で理解できること
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国政におけるインボイス廃止をめぐる奇妙な現状の原因
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ワンイシューによる市民運動が直面しやすい課題への向き合い方
この記事の想定対象者
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インボイス廃止が進まない背景を知りたい方
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市民運動が長期化する中で様々な悩みを抱えている方
昨秋の衆院選と今夏の参院選を経て、インボイス導入を強硬に進めてきた自民党と公明党は国会で衆参ともに過半数割れ。一方、今夏の参院選で明確にインボイス廃止を掲げた6政党(国民民主党、立憲民主党、参政党、日本共産党、れいわ新選組、社民党)の合計議席は伸びました。
しかし、不思議なことに参院選を終えても各政党の動きが鈍いため、インボイス制度の廃止を求める税理士の会(以降「税理士の会」)は8月1日時点でインボイス制度廃止法案(以降「廃止法案」)の提出を全ての政党に要請。

それから3ヶ月近くが経過しましたが、依然として動きは完全に止まっているように見えます。そこで筆者は、各政党と水面下でやり取りを続けてきたインボイス制度を考えるフリーランスの会(以降「STOP!インボイス」)発起人・小泉なつみ氏と本件について約1時間にわたって対談。奇妙な現状の実態を踏まえ、インボイス廃止の実現可能性や阻害要因について話し合いました。また、活動の長期化に関連して、市民運動が直面しやすい課題への向き合い方にも話は及びました。今回のニュースレターでは、この対談を文字起こし中心にお伝えします。

©️2025 Jun Inukai *2025年10月中旬 STOP!インボイス発起人 小泉なつみ氏(撮影:犬飼淳)
本編の目次
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維新 ~事実上、インボイス廃止の最大の障壁~
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公明党 ~連立離脱で注目が集まるも期待はできない理由~
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立憲民主党 ~欠陥政策「食料品の消費税ゼロ」で露呈した深刻な理解不足~
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ワンイシューで活動する市民運動の難しさ ~インボイス以外の論点はタブーなのか~
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インボイス廃止法案 〜提出すらされない背景〜
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大手メディアの報道姿勢 〜今も続く両論併記を装った誤情報の拡散〜
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STOP!インボイスの活動継続 〜現実を踏まえた今後の注力方針〜
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