【対談】畠山理仁氏「新規参入を拒む記者会見は日本社会の縮図」 健全な競争を促すフリー記者の存在意義

記者クラブの問題点、フリーランス記者の強みに焦点を当てて、畠山理仁氏と筆者が対談形式で語り合いました。
犬飼淳 2023.06.10
サポートメンバー

このニュースレターはフリー記者の犬飼が「大手メディアが報じない読み応えのある検証記事」を月に6 本以上(目安)配信します。皆さんの生活に影響する政策や報道の複雑な問題点を、正しく理解できるように分かりやすく解説しています。

サポートメンバー登録によって運営されており、利害関係に縛られず取材・検証を日々行っており、総理大臣記者会見にも出席しております。サポートメンバー登録(月額600円〜)いただくと、以下の特典を得られます。

  • 有料記事を過去配信も含めて全て購読できる

  • 記者会見での質問内容をリクエストできる

  • 今後扱ってほしいテーマをスレッドで要望できる

サポートメンバーのおかげで私は継続しての運営が可能になり、より多くの報じられることのない事実を検証することができます。応援いただける方はぜひご登録をお願いいたします。

*ニュースレターの重点テーマ、特に反響が大きかった過去のコンテンツはリンクを参照ください

***

今回は趣向を変えて、筆者同様にフリーランス記者として活動する畠山理仁氏との対談結果をお伝えします。

活動を始めた経緯、自らの存在意義や強み、記者クラブの問題点などをテーマに約2時間にわたってざっくばらんに語り合いました。お互いが参加している首相会見を始め、最近の出来事(G7、解散総選挙の可能性、映画「ハマのドン」)にも話題が及びました。

対談中の畠山理仁氏。5月下旬、都内某所にて。

対談中の畠山理仁氏。5月下旬、都内某所にて。

目次

  • 民主党政権の重要公約「記者会見オープン化」反故に追い込んだ記者クラブと官僚

  • 霞ヶ関まで自転車通勤で交通費節約! フリー記者の懐事情

  • 7年以上もフリー記者を指名しなかった第2次安倍政権

  • 会見打ち切り時、総理を振り向かせた一言

  • 日本特有の長時間労働と繋がる記者クラブの構造問題

  • 既得権益者が新規参入を拒む日本の記者会見は社会の縮図

  • 健全な競争を促すためのフリー記者の強み

  • 選挙取材の経験を踏まえた、解散総選挙の可能性

  • 映画「ハマのドン」で多数の著名人が歴史修正に加担した背景

  • 中学生G7で浮き彫りにした日本の非常識

*裏話が多いため、続きはサポートメンバー限定で公開します。一定期間経過後も無料読者には公開しません。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、14999文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちらからログイン

読者の方にはこんな内容を直接お届けしてます。

・国会答弁や政治報道の検証紹介
・基本週次の配信
・いつでも配信停止可
・読みやすいレターデザイン
【独自】インボイス導入根拠と益税の公開質問で浮き彫りになった、メディア...
サポートメンバー
【独自】感染症対策を悪用した首相会見の人数制限(3)
サポートメンバー
【独自】東京都担当職員が初めて明かしたESAT-J平均点改ざん疑惑の認...
サポートメンバー
処理汚染水 海洋放出から1週間の報道に潜むミスリード
サポートメンバー
「マスクを外そうキャンペーン」の記録
サポートメンバー
女性支援団体バッシングの新たな構造と悪影響
サポートメンバー
事業者がウェブ回答で隠した神宮外苑再開発の不都合な事実
サポートメンバー
【速報・独自】岸田総理はマイナ保険証を使用しているのか
サポートメンバー