【独自】都知事選出馬要請は小池氏の自作自演(3)~疑惑の本丸・東京都の認識~

都内52首長から小池百合子氏に対する異例の都知事選出馬要請。中心的な役割を果たした3自治体(新宿区、調布市、瑞穂町)および東京都への開示請求を通して、経緯を明らかにします。
犬飼淳 2024.06.29
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この記事を書いた理由

  • 都内52首長が現職・小池百合子氏に東京都知事選出馬を要請したが、52自治体には同氏を支持しない住民もいるため、首長の勝手な要請に疑問・抗議の声が沸き起こっている

  • 一部の首長は「発端は小池氏からの応援依頼」と証言しており、「都内首長からの出馬要請」は自作自演の疑いが濃厚となっている

この記事で理解できること

  • 存在しないと辻褄が合わない開示請求対象を新宿区が不存在と主張する根拠

  • 存在しないと辻褄が合わない開示請求対象を東京都が不存在と主張する根拠

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東京都内の市区町村の全62首長の約8割に当たる52名が現職の小池百合子氏に都知事選出馬を要請した件について、調布市の開示文書については既に2回にわたってお伝えしてきました。

第3報となる今回は満を辞して、疑惑の本丸と言える東京都および新宿区の開示請求結果をお伝えします。

本編の目次

  • 新宿区の開示請求結果 ~調布市と異なり、「メールは全て削除済み」と主張~

  • 東京都の開示請求結果 ~耳を疑う主張は全て記録に残さず口頭連絡を徹底~

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