「マスクを外そうキャンペーン」の記録
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この記事を書いた理由
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2023年8月、新型コロナウイルス感染者数は増加傾向にあり実質的な第9波となっている
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この感染爆発の背景には、政府・国会議員・メディア・民間が一体となった脱マスクを促す情報発信によって、感染対策の基本であるマスクを着用しない国民が急増したことが影響している可能性が高い
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非科学的な政策によって国民が被害を受けているという点で汚染水の海洋放出とも通じている
この記事で理解できること
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脱マスクを促す情報発信はどのような主張で構成されていたか
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脱マスクを促す情報発信は誰が行っていたのか
2023年8月現在、新型コロナウイルス感染者は5類引き下げ後最悪の状況となっており、実質的な第9波となっています。さらに、5類引き下げに関連して国民の検査数や治療機会が決して十分ではないことを踏まえれば実際の感染状況はさらに酷いことも予想されます。
<関連報道>
感染状況が悪化した背景として、感染対策の基本であるマスクを外させる動きがあったことも見逃せません。特に、5月8日に5類引き下げを控えていた今年1月以降、政府・国会議員・メディア・民間が一体となって脱マスクを促す情報発信を繰り返しました。この大々的な「マスクを外そうキャンペーン」には幾つかの特徴がありました。
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特定政党の国会議員 複数名が脱マスクを促す非科学的な国会質問を繰り返した *他政党にも脱マスクの立場で質問した国会議員はいるが、質・量ともに一つの政党に集中
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大半の情報発信は5類引き下げを控えていた今年1月~5月に集中した
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たった4つに集約できるほど単純な主張内容だった
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3月の卒業式と絡めた感情論が目立った
今回のニュースレターでは、この「マスクを外そうキャンペーン」の実態を主張内容と時系列に着目して検証していきます。
©️2023 Jun Inukai *詳細は本編で説明
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