【参院選2025】参政党神谷代表発言に抗議する緊急アクション 桜木町 #女の価値を産む産まないで決めるな
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この記事を書いた理由
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排外主義・女性差別・似非科学などを撒き散らす参政党は一般市民にとって極めて危険な存在だが、例によって大手メディアの大半はその危険性を伝えないため参院選での躍進が見込まれる
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直近の神谷代表による女性の価値を出産の可否・有無で差別する発言についても、報道も批判も極めて不十分なままである
この記事で理解できること
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緊急アクションに集った一般市民5名のスピーチ内容
7月6日、桜木町駅前(神奈川県横浜市)で参政党 神谷代表発言に抗議する緊急アクション(以降「当該アクション」)が開催。

©️2025 Jun Inukai *プラカードを掲げる参加者
発端となったのは、その3日前(7月3日)の参院選公示日の第一声での神谷宗幣代表の演説内容。少子化対策について「男女共同参画は間違い」「子どもを産めるのも若い女性しかいない。高齢の女性は子どもを産めない」等と発言し、女性の価値を出産の可否や有無で判断する差別的思想を表明したのです。そこで、事態を重く見た弁護士や市民らが参政党の街宣と同時刻に桜木町駅の周辺で当該アクションの開催に至ったのです。

2025年7月6日 参政党の政策や神谷代表の発言に抗議する個人有志 声明 1枚目

2025年7月6日 参政党の政策や神谷代表の発言に抗議する個人有志 声明 2枚目
過去にもこうしたプロテストは多々ありましたが、当該アクションには良い意味で従来とは異なる特徴が大きく2点あったと筆者は感じました。
1点目は当該発言の3日後、開催告知の1日後というまさに緊急アクションだったにもかかわらず、150名超も参加したこと。こうした差別に対するプロテストは必然的に差別主義者と様々な形で戦うことになるため一般市民には参加のハードルが高く感じられ、参加者が増えにくい背景がありますが、今回の神谷代表発言への怒りや危機感はそれらを払拭させるほどのものだったと考えられます。
2点目は、スピーチでは一般市民の発言者が非常に多かったこと。その場で希望者を募る形で進められたスピーチは計16名という大人数になっただけでなく、その半分以上はこうしたプロテストに初参加という立場の一般市民。特に一般市民のスピーチは自らの具体的体験に基づいて神谷代表発言の矛盾や危険性を的確に指摘する内容が多く、聴衆の胸を打ちました。
*約1時間のアクションは上記YouTubeで公開中
今回のニュースレターでは取り急ぎ5名の一般市民のスピーチ内容を文字起こしでお伝えします。
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