【独自】横浜市教委 傍聴妨害の新事実(6) ~学校法人昭和女子大学の認識~
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この記事を書いた理由
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横浜市教育委員会の耳を疑うような不祥事の隠蔽が次々と発覚している。この状況を招いた背景を踏まえるとこれらはまだまだ氷山の一角であり、隠蔽されたままの不祥事が他にも多数存在することが強く疑われる
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さらに、同委員会は存在を認めた不祥事については第三者検証を通して自らの責任を矮小化することを常套手段としてきたため、第三者検証結果も鵜呑みにはできない
この記事で理解できること
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傍聴妨害開始の「主犯格」である前田崇司氏は、本不祥事への自らの関与と懲戒処分を現勤務先(学校法人昭和女子大学)へ迅速に報告したのか
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学校時法人昭和女子大学は、前田崇司氏の悪行を知っても附属小学校の校長に相応しいと考えているのか
悪質な不祥事と隠蔽を繰り返してきた横浜市教育委員会(以降「市教委」と省略する場合あり)の中でも、特に衝撃的な不祥事と言える傍聴妨害。教員による性加害事件の公判で一般傍聴を防ぐために職員を動員して傍聴席を埋め尽くした、まさに前代未聞の不祥事です。さらに、傍聴妨害開始の「主犯格」と判明した前田崇司氏が、その事実を隠したまま現在も昭和女子大学附属昭和小学校で校長として勤務している衝撃的な実態も判明。
*詳細は以下の第4報参照
第4報でお伝えした通り、筆者のコンタクトに対して前田崇司氏は「自らの傍聴妨害への関与内容・氏名等を公表した場合は民事・刑事の両方で訴える」という趣旨の明らかな過剰反応を示しました。この反応を見た筆者の頭には、ある疑念が湧きました。
「本不祥事が発覚して世間の注目を集めた今年5月以降、僅か27名に厳選されたヒアリング対象者に含まれ、後に関係者の中で最も重い懲戒処分を受けた事実を、前田崇司氏は現勤務先に報告すらしていないのでは?」
要は、市教委が関係者や処分者を徹底的に匿名で公表したことを悪用して、現勤務先すらも欺いたのではないか。今回のニュースレターではこの疑念に基づいて、学校法人昭和女子大学(以降「当該法人」と省略する場合あり)の責任者(坂東眞理子総長および山崎日出男理事長)認識の確認結果をお伝えします。
*先ほども紹介した通り前田崇司氏は本件の公表に対して「民事・刑事の両方で訴える」と過剰反応を示していますが、本記事は全て具体的事実に基づいているため配信に踏み切りました。また、教員の児童に対する性加害隠蔽(傍聴妨害)開始の主犯格がその事実を隠したまま校長を務めることへの当該法人の認識は、受験生・在校生にとって重要な判断材料となるため
本編の目次
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質問状の送付
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回答結果
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