「医療DX」ではなく「医療崩壊」を実現するマイナ保険証義務化(紙の保険証廃止)
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この記事を書いた理由
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マイナンバーカードを事実上の義務化とするため、政府は既存制度に対しても様々な改悪を始めている。
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その中でも紙の保険証廃止は、国民皆保険を崩壊させるほどの制度欠陥が既に複数露呈し、最も深刻である。さらに、病歴を含む個人情報漏洩、医療機関の負担増大によって、日本の医療機関に対する信頼は地に落ち、医療崩壊すらも引き起こしかねない
この記事で理解できること
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マイナ保険証の事実上義務化(紙の保険証廃止)が医療崩壊を引き起こす因果関係
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国会で明らかになった、政府がマイナ保険証のメリットとして主張する「医療DX」の実態
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マイナンバー事業をめぐる政府主張の「本音」と「建前」のギャップ
マイナンバーをめぐる問題の背景として、政府は本来の活用範囲(社会保障・税・災害対策)以外の分野で情報活用するため、マイナンバーカードに「もう1つの番号」(シリアル番号)を付与する抜け道を利用していました。
*詳細は7月8日に配信した前回ニュースレター参照
その結果、様々な問題が続出しているわけですが、特に深刻なのがマイナ保険証の事実上義務化(紙の保険証廃止)です。政府は建前上の推進根拠として「医療DXの推進」を挙げていますが、実態は真逆です。すでに医療現場では国民皆保険を崩壊させるほどの大混乱が起きており、このままいけば確実に医療崩壊を引き起こします。
今回のニュースレターではマイナ保険証の事実上義務化(紙の保険証廃止)に焦点を当て、図解を中心に実態を整理していきます。
©️2023 Jun Inukai
©️2023 Jun Inukai
本編の目次
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マイナ保険証義務化が引き起こす医療崩壊の流れ
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マイナ保険証をめぐるトラブルの根本原因
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政府がメリットに掲げる「医療DX」の実態
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政府主張の「本音」と「建前」のギャップ
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