【都知事選2024】テレビによるネガティブ・キャンペーンの記録(蓮舫氏出馬表明~告示前日)
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この記事を書いた理由
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蓮舫氏の都知事選出馬表明直後から始まった在京キー局を中心とするネガティブ・キャンペーンは、首都圏のテレビ報道ではかつて見たことがないレベルに達している
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その露骨さは維新を擁護する在阪準キー局を彷彿とさせるほどであり、維新がテレビの力を背景に大阪で勢力拡大した事実を踏まえれば、都知事選の公平性が損なわれる恐れすらある
この記事で理解できること
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ネガティブ・キャンペーンを構成する主張18点の構造
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ネガティブ・キャンペーンに加担した延べ10番組の内容(発言者、発言内容)
昨日(6月20日)、ついに告示を迎えた東京都知事選挙(7月7日投開票)。5月27日の蓮舫氏出馬表明直後からテレビ報道に違和感を感じている方が多いのではないでしょうか。
各局ともニュース番組はギリギリのところで節度を保っているように見えるものの、いわゆるワイドショーや情報バラエティ番組では、ほとんど言いがかりのような理屈で蓮舫氏を批判する一方、現職の小池百合子氏に対してはアクロバティックに擁護するコメンテーター(芸能人・著名人)が大量発生。しかも、それらの主張はどれも荒唐無稽で、もはやサイコホラーを見ているかのよう。注意深く観察すると台本の露骨な意図が透けて見えることもあり、筆者は実際に背筋が凍る思いも度々経験しました。
こうした状況を受けて、SNSでは「#蓮舫パニックおじさん」というハッシュタグが自然と生まれましたが、全くもって笑い話ではありません。こうした異様なテレビ報道によって、関西で維新が勢力を拡大したことは周知の事実です。来月の都知事選挙でも同様の結果を招く恐れは十分あります。
そこで今回のニュースレターでは、首都圏を中心とする住民が初めて経験すると言っても過言ではない、常軌を逸したネガティブ・キャンペーンに焦点を当てます。具体的には、主張を18要素に分解し、出馬表明~告示前日までの24日間(5月27日~6月19日)に18要素を含む内容を放送したテレビ番組(番組名、発言者、発言内容)を淡々と記録します。
©️2024 Jun Inukai *詳細は本編で説明
本編の目次
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主張18点の構造
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延べ10番組のコメンテーター発言 具体例
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