【現場リポート】首相会見で志賀原発の質問ゼロに抗議した舞台裏
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この記事を書いた理由
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1月1日の能登半島地震発生後、震源地に近い志賀(しか)原発ではトラブルが相次いで発生している上に北陸電力の発表は二転三転。原発が稼働していないため現時点では重大事故に至っていないものの、予断を許さない状況にある。
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しかし、岸田総理は公の場で原発について一言も言及しない上、総理への質問機会を実質的にほぼ独占する内閣記者会(テレビ・新聞等の大手メディア)からは原発に関する質問自体がゼロという異常な状況となっている。
この記事で理解できること
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2024年1月4日の首相会見終盤、フリー犬飼淳が原発についての質問を求めて抗議した内幕
1月4日の首相会見に筆者は抽選に当選して参加しましたが、残念ながら今回も指名されませんでした。
*筆者が抽選に当選して現地参加できた回に指名されなかったのは実に7回連続。期間にして1年以上。(現時点で)最初で最後となった指名は、インボイス導入根拠を質問した2022年10月まで遡る。
会見で筆者はいわゆる不規則発言(司会から指名されない状態での発言)は可能な限り避けるように心がけていますが、今回は地震発生から丸3日が経過しても総理が原発について一言も言及しない(そもそも質問すら出ない)異常事態を重く見て、意を決して打ち切り時に質問を求めて猛抗議しました。
この抗議に対する反響は想像以上に大きかったようです。会見後に気付いたことですが、想定外の偶然が重なったことも大きな要因でした。今回のニュースレターでは、こうした当日の内幕を詳しくお伝えしたいと思います。
本編の目次
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志賀原発の1月1日~3日の状況 ~二転三転する北陸電力、一言も言及しない総理~
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会見前の準備 ~抗議の条件に課した3点~
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打ち切り時の抗議
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内閣記者会の不気味な反応
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想定外の偶然が重なったことによる拡散 ~開催地、NHK、抽選~
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今後の首相会見への参加可否 〜参加資格剥奪の可能性〜
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